三里塚強制代執行を許すな!

機動隊に飛び込む、荻原さん

ー空港をこの地にもってきたものをにくむ

 2022年11月24日、市東さんと三里塚芝山連合空港反対同盟(以後、反対同盟)に市東孝雄さんが耕作している農地の授権決定が千葉地裁から届き、反対同盟による市東さんの農地での24時間座り込みが始まった。今回の代執行の対象となったのはBの天神峰農地であり、市東さんの離れに農業用倉庫、反対同盟所有の櫓や看板が設置されている土地でもある。
 三里塚闘争が農地と生活を守る運動であることはこのことや青年行動隊の三ノ宮文男さんの遺書”空港をこの地にもってきたものをにくむ”からもわかる。
「なんかの本に書いてあったけど、もっとも人間らしく生きようと思っている人間が、なんで非人間的にあつかわれるのかな。本当に、国家権力ていうものは恐ろしいな。生きようとする百姓の生をとりあげ、たたきつぶすのだからな。」
ここにある生活には農村共同体としての生活もあり、家族としての生活もあり、親戚としての生活もあり、学校としての生活もあった。
ー都市と農村の対立が表面化する

 2月15日の未明に共同通信により本日代執行が行われると報じられた。黒ヘル、青ヘル、白ヘルの労働者学生が全国から集ってきた。
不協和音の会の京都支部、大阪支部からも学生がかけつけ三里塚現地で関東の労働者学生と合流した。
 その三里塚は以前に来たときのように旗が揺れるなかで各支援団体応援のアジテーションとシュプレヒコールが行われた。
そして、突如として夜八時執行官の車が現れ、魚の目をした機動隊が現れた。それは暴力でしか維持できない近代国家の存在と都市部の欲望を暴力的に詰め込んだものでしかなかった。
東峰の荻原さんや不協和音、中核派の活動家などがバリケードを突破しその勢いでバリケードが押し倒されるなどの善戦を見せた。
砦には中核派の学生が立て籠もり、市東さんの離れの上には解放派とノンセクトの学生が立て籠もった。
しかし、圧倒的な力を持った国家権力によって市東さんの農地と生活は破壊されてしまった。

ー故郷を死守せよ
 国は旧熱田派との話し合いで、暴力的に土地の収用を行ったことを謝罪し、二期工期では暴力的手段を使わないと約束していた。
 しかし、B滑走路延伸と第三滑走路増設がすぐそこに迫るなか、国と空港会社は約束を放棄し今回の事件のように暴力的手段によっての収用を行った。それは今回が初めてではない。第三滑走路増設の予定地には横堀農業研修センターも含まれている。これが最後ではない。
 全国の労働者農民よ、団結せよ!
 現在進行系で破壊されている故郷を守る闘いに集結せよ!
それは、自分の故郷を守る闘いでもあるのだから。 
(吉野陽向)

3・26芝山現地闘争に集まろう! 3月26日(日)午後1時会場 芝山文化センターホール