今の日本の構造は果たして近代なのか。それとも前近代か。ポストモダンか。体制を見てみると、天皇制や一部の権益や事実上の世襲制(二世政治家等)、●●党の綱領などは前近代な構造が反映されているものだろう。とはいえ、日本は文化・風土など、根源的には前近代的なのだと思われる。ただ、一応の法治国家、教育制度、資本主義は近代的で、大衆的にも自己責任論の内面化は近代的だ。これらを同時に通用させる構造は、永続的に既得権益や鬼畜米帝のケツをなめられるように”いつの間にか”構築されたものだ。しかし、大衆はSNSの登場や自己責任論の疲弊の臨界などによって、分裂=ポストモダンなものに変容するのだ。これはマイノリティ運動として体制に反映される。つまり、日本の構造は前近代-近代-ポストモダンの歪な3重構造を成してるのだ。
(Hieractal)